怒り
2008年 04月 15日
今日、ある設計者と弊社で、初めて打ち合わせした。
高名な人で、以前から会いたかった人だ。
思っていた通り、素晴らしい仕事をしてきた人だし、能力もある。
しかし、設計者としての不幸がある。
経営が成り立たないのだ。
我々の世界は、一流になればなるほど、その傾向にある。
異常な世界だ!
一流ゆえに、仕事に手間をかける。
自分が手抜きを許さない。
当然、いい結果を残す。それでも収入はわずか…。
馬鹿げている!
こんな仕事は、他にはない。
だから高名な建築家も、莫大な借金に苦しんでいる!
それにしても、腹が立つ。
これほどのレベルになって、経営が成り立たないなんて…。
世の中、間違っている。人事ではない。
設計事務所の業界も、どうしても改革が必要だ。
江口希之
http://eguchi.co.jp
by kishi-e
| 2008-04-15 13:35
| 日常生活