大野の家、水切り検査
2009年 01月 15日
今日は午後から、廿日市の大野の家に、行って来た。
現場は外壁にかかる前、水切り検査は大切な局面だ。
さて、郊外に建つこの家は、木造二階建て。
方流れの屋根に、個性的な菱形の立面を持つ。
また、木造だが二階の広いバルコニーと、南側の深い庇が特徴だ。
吹き抜けは、コストと内部機能との、せめぎ合いから、玄関の小さなスペースしかない。
しかし、階段の斜めと連続させ、最大限の広がりを生み出している。
また二階は、垂れ壁を最小限とすることで、南側の高窓からの光を、家の奥まで導いている。
施主さんの要求する機能を、最大限生かした家だ。
弊社は、施主さんの満足を第一に考えている。
つまり、基本設計は施主さんが満足するまで、トコトンやる。
ハウスメーカーと違い、一切の制約はなく、何でもありだ。
それでも、終わるまで短い場合と、長い場合がある。
この家は、生活パターンの利便性を重視して、確定するまで長い期間かかった。
あとは施主さんに、出来上がりを満足してもらえば、幸いだ。
江口希之
by kishi-e
| 2009-01-15 18:03
| 建築