広島の建築家、江口希之です。創業28周年になりました! 広島市中区大手町1丁目4-24  082-247-2437


by kishi-e

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現場と工程

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写真は、今日の大手町ビル。

様々な職人さんで、ごった返していた。



四階では、天井の軽鉄工事をしている。

三階バルコニーでは、窓廻りのモルタル詰め込みで、左官さんが工事をしている。



一階では、給排水工事をしている。後でバルコニーの排水工事にまわるらしい。

小さなビルのリノベーションは、もう2ヶ月になるが、まだ終わらない。


解体工事を入れると、3ヶ月経とうとしている。


さてこの現場は、そもそもサッシュが、大幅に遅れた。

これで、予定がガタ崩れになった。



サッシュメーカーを呼んで、直接、スケジュール厳守を言っていたのに…。



そして今は、バルコニーの避難器具、タスカールが遅れている。

だから、その廻りの工事ができない。



そしてまた、スケジュールが遅れる。

これの繰り返し。



一つ遅れ始めると、なだれのように遅れる。



職人さんにも予定があるから、ある日突然、着てくれと言われても、来れない。

逆に、前々から予約していても、誰かが遅れるとダメ。



工事の段取り上、前の工程が終わらないと、入れない!



当然、弊社も工務店に、うるさく言うが、スケジュール厳守ができない。
スケジュール厳守は、創業以来、弊社のポリシーだ。



しかし、創業以来、世間ではスケジュール厳守ではない!

早くなることはない。必ず、遅くなる!



これは、広島という土地柄では、習慣になっているらしい。

かくして、このリノベーションが完成するのは、3ヶ月かかりそうだ。



内外の不要なものの解体から入れると、4ヶ月だ。



江口希之
by kishi-e | 2009-01-30 13:19 | 日常生活

建設費用

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世間では相変わらず、不景気な話題ばかり…。

しかし、金利や建設資材は下落している。



ということは、今はマイホーム取得のチャンス!
ただし、建てられる人たちは…。



そんな新しいお客さんが、弊社に訪れてくれている。

こんな時代に、ありがたいことだ!



さて、それでは建設資材は、今後も下がり続けるだろうか?

その答えは、NO!



永遠はない!

いつか、上がり始める。


来年から、かもしれない!

というのは、デフレの後にはインフレが来る。



不況が長く続くと、安値競争も続かないから、必ずこうなる。

そうなると、建設資材も金利も上がり始める。



戦後の日本だ。

そんなとき、庶民は家を新しく所有できず、借りるしかない!



ただし、戦後の日本と違い、中古のストックは、余っているから、さほど不自由しない。

おまけに、すでに核家族化している。



いざという時、親と同居して大家族になってもいい。

つまり、日本はまだまだ贅沢。



どうにでも、切り抜けられる。



さてどんなに、家の理想を追いかけても、建設費用が高騰すると、新築は話にならない!



おまけに、給料が下がると、なおさらだ。

しかし近々、その可能性はあるから、かなり危険だ。



つまり、新築か中古か、そして、マイホーム取得のタイミングは大切なのだ。



江口希之
by kishi-e | 2009-01-29 23:39 | 日常生活

住宅ローンと融資審査

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相変わらず、新しいお客さんが、弊社に訪れてくれている。

こんな時代に、ありがたいことだ!



そんなとき、まず始めに、融資審査の話をする。
私は、住宅ローンの本も出しているから、さほど不自由しない。



さてどんなに、家の理想を追いかけても、なにせ、融資が通らないと、話にならない!



基本的な条件は、借入総額は年収の五倍まで。

年収が500万円なら、2500万円までしか借りてはいけない。



たとえ、銀行から七倍まで貸すと言われても、乗ってはいけない。

かなり、危険だ。



また、自己資金は理想は三割、最低二割は必要だ。

自己資金なしでは、まず融資が通らない!



また、サラリーマンならともかく、自営業は非常につらい!

連続三年は、利益が出ていないといけない!



こんな時代だから、さらに審査は厳しくなる可能性もある。



そして、自分の過去にも気をつけよう!

自動引き落としの事故や、サラ金の利用があると、かなり融資は厳しい!


江口希之
by kishi-e | 2009-01-26 23:25 | 日常生活

ビルの外観

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今日は午後から、中区大手町一丁目にある、ビルの現場に行った。

今日、仮囲いが取れ、世間に初めて御披露目となった。



写真は北西からの外観。


シルバーの二本の柱と屋根は、ガルバリウム鋼鈑で出来ている。

バルコニーの腰壁と手すりは、透明ガラス。



茶褐色の外壁は、ホワイトに塗り替え、スチール製の笠木は、アルミの笠木に取り替えた。



また、バルコニーがあるだけで、ほとんど壁だった建物正面は、全面が透明ガラスの開口部となる。



来週から、二階と三階のサッシュの取り付けだ。
さらに、バルコニー天井や内装工事を進めていく。



そもそも、築40年以上経った中古ビルは、建て替えられて当たり前!

しかし、こうしてリノベーションで、生まれ変わるのだ!



解体するのは、もったいない!



江口希之
by kishi-e | 2009-01-24 15:12 | 建築

リフォームの現場

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今日は午後から、リフォームの現場を、2つ回った。

写真は、三滝の家の増築部分。



大工さんと弊社の担当者が、屋根について打ち合わせをしている。

また、大幅な間取りの変更と、構造体との戦いがある。



ツーバイフォーだから、なかなか自由が利かない。

天井裏をにらみながら、施工していく。



もう一つは、楠木ビルで、鉄筋コンクリートの四階建てのビル。

今回、その三階の内装、すべてが解体された!



四階のリフォームは、昨年末で終わっている。

家族の個室が中心だ。



さて三階は、コンクリートだけになって、設備の取り合いが、はっきりわかった。

ここには、居間や台所、浴室や和室があり、四階よりもかなり難しい!



設備の取り合いも、はるかに多い。

特に和室は、本格的なので、これからディテールを、用意しないといけない。



江口希之
by kishi-e | 2009-01-22 19:22 | 建築

過剰な建築規制

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いま我々は100年に一度の、経済危機に直面している。

つまり、マーケットは縮小し、安さに価値を見いだす世の中になっている。



分譲マンションや分譲戸建てはすでに、そういう傾向に入った。

それなのに、過剰な規制が、安さ阻止に追い討ちをかける。



三階建てならまだわかるが、二階建ての木造住宅にまで、地盤調査を必要とする動きがあるのだ。
団地の傾斜地なら、よくわかる。



なるほど、日の浅い盛り土は危険だ。

しかし、100年以上、地形の変動のない平地にまで、地盤調査はいらない!



過剰に杭を打たせて、莫大な費用負担をした住宅が、傾くことがあれば、周囲の住宅はとっくに傾く。

ただでさえ、最近は木造もベタ基礎になり、以前の布基礎よりも、かなり強固になった。



さらに杭なんて、ナンセンス。

予算のある注文住宅なら、まだわかる。



しかし、建て売り住宅までやるなんて、価格アップになるのは、間違いない。

役所はいつも、市場をしらない!

景気にブレーキをかけることを、平気でやる。



喜ぶのは、杭の施工者と保険会社だけ。

そして、庶民のささやかな夢さえ、もぎ取ろうとするのか!



そんなことが、まかり通ったら、ローコスト住宅なんか有り得ない!



つまり経済危機、安さ第一という、現実性を加味した規制でないと、意味がないのだ!



江口希之
by kishi-e | 2009-01-21 10:14 | 建築

木造と電気

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写真は、今日の山根町の家。

外部では、弊社が外壁の水切り検査をした。



大切な局面だから、私も立ち会っている。



さて内部では、電気の配線工事が進行している。
弊社は、この配線工事を重要視している。



職人さんたちは木造だから、柱や梁に穴を開けて配線を通す。

しかし、弊社はそれを許さない。



長年、そういう姿勢できている。

つまり、構造体を痛めることを嫌うからだ。



弊社は、デザインを重視するアトリエ事務所だ。
通常、アトリエ事務所はデザインを優先し、設備や構造は、いい加減なものだ。



しかし、弊社は設備も構造も重要視する。

もちろん、デザインも重要視する。



あらゆる設備配管や配線も、露出を嫌う。

理由は、デザインを阻害するからだ!



しかし近年、配管を外壁に露出しないといけない、お掃除機能付きのエアコンが登場した。

これは、デザイナーとしては、悲しいものがある。



外観で大切な場所では、できれば使いたくないものだ。



江口希之
by kishi-e | 2009-01-20 12:00 | 建築

オフィスビル

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あるオフィスビルの実施設計が、終わりに近づいた。

述べ床面積は約1000坪、実施設計期間は3ヶ月かかった。



完成したら、日本中から見学者が来るだろう。

しかし、またまた役所と戦わないといけない!



敷地内の緑化についてだ。

地球環境のためにも、なんとかして、都市の緑を増やしたい。



だから、敷地内の広大な斜面も緑化したい!



この斜面の緑は、40年前に伐採され、コンクリートで固められている。
当時は、この方法しかなかった。



しかしいまは、様々な緑化方法がある。

屋上緑化や壁面緑化もあるくらいだ。



斜めのコンクリートなんか、朝飯前だ。

それなのに、乗る気のない役所!



初めは、前向きだったのに、前例がないから、という理由でいまはダメ!
なんとまあ、悲しい話だ!



前例がない、だからやる!

ならわかるのに、前例がないからやらない、なんて…。



なんとお粗末!



チェンジ、そしてチャレンジ精神!

役所にはないのか?



そういえば、自民党にもないか!

そう考えたら、不思議ではないか…。



しかしまたまた、私自ら、役所と戦わないといけない。

スタッフでは、とても無理だろうから…。



江口希之
by kishi-e | 2009-01-19 22:59 | 建築

庭の植栽

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先週に引き続き、今日も高取南の家に行った。

外構もいよいよ、終わりに近づいた。



植栽が始まり、ここに来るのは、三回目になる。
なにせ西洋と違い、日本は不規則な美しさが大切だから、難しい!



今日も低木や中木など、植栽の場所を修正してもらった。

建物との間隔や植え込み密度の問題だ。



さて、庭には大小合わせて、100本程度だろうか、植栽した。

しかし、まだまだ足らない!



低木が足らない!

植えたばかりで、完成度を高めようとすると、かなりいる。



ただし、一年も経てば、自然な感じが出てくる。
また多少、未完成な方が、楽しみは残る。



わたしなんかは、木々が好きだから、そう思う。


さて、そもそも、自然を再生するのは、難しい!
人間として自然なことだが、落ち葉を嫌う人もいる。



だからといって、常緑樹だけではつまらない!

低木だけでも、つまらない!



大小、常緑樹や落葉樹が入り混じった方が自然だ。



それにしても、植栽は感じ方が、人それぞれだから難しい。



江口希之
by kishi-e | 2009-01-19 15:22 | 日常生活

高取南の植栽

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写真は今日の高取南の家。

庭には大小合わせて、100本程度だろうか、植栽する。



既存の木々も、再利用する。

それにしても、これだけ植えると、気持ちいい。


自然と一体に生活することが、人間として自然なことだし、引いては運気も呼び込む。



さらに風水を加味して、木々の場所や樹種を決定した。

鬼門や裏鬼門には、常緑樹を避け、赤い葉のものは、西や北を避けた。



また、南天やニシキギなどの福を呼ぶ木を、敷地内にちりばめた。



また既存のブロック塀は撤去して、ネットフェンスにする。

風通しは大切だから…。


それにしても、木は難しい!

一本ずつ違うから、見てみないとわからない!



また、木の角度や位置など微妙な調整や、植え込みの自然さや、美しさが要求される。

だから、何度も足を運んで、チェックしている。


江口希之
by kishi-e | 2009-01-16 17:35 | 建築