ここは、安佐南区にある高取南の家。
二人の大工さんとサッシュ屋さんが、仕事をしていた。
写真は一階の中心部。
奥が18帖あるLDKで、手前に二間続きの和室と廻り縁で18帖。
すべてを合わせて、なんと36帖の広さがある。
そして、それぞれの空間は、柱三本と、障子で仕切らる。
三カ所ある、四本引き込み戸は、必要に応じて出し入れできる。
不要な時は、壁の中にあるから、便利。
さらに、廻り縁のおかげで、家の中が一周できる。
そして、風通し抜群で風水にもかなっている。
このように、この家は、古きよき時代の日本家屋の要素を、ふんだんと取り入れている。
当然、環境配慮にもつながる。
江口希之