広島県府中町の山の中、由緒ある水分神社があります。
2600以上前、神武天皇が遠征に来て、府中町に滞在したとき、水を汲んだ場所と言われています。
社殿は1150年以上前に、創建されています。
小さな社殿ですが、背後の岩が御神体と思われます。
古代遺跡を思わせるような、岩倉になっています。
また、すぐ横を流れる川は、一年中、水が豊富で、立派な川の神様とも言えそうです。
つまり、自然を神様と崇める、日本古来の形態が、ここには明らかに、残っているのです。
まさにパワースポット、社殿の大きさは、関係ありません。
人里、離れていることが、この豊かな自然、そして神が守られた由縁、と言えそうです。
江口